鬱の彼氏が旦那になるまで

鬱の彼氏との日々をつらつらと

あの頃救われたもの

彼氏が帰ってくるまで。

死ぬくらいなら辞めれば

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由

ちょうど彼氏が鬱の時にツイッターで見て、辞めてよかったと本気で思った。

本になるらしいので、買おうかな。

鬱かもしれない、でも気分かもしれない

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「人混みが怖い。」

最近の彼がよく口にする言葉で、この症状を再発させてしまったのは、他でもない私なのだ。(詳しくは以下の記事を参照)

life-and-life.hatenablog.com

 

今日もその症状がでてしまい、、このお店も人がいる…このお店も人がいる…と結局、お店に入れず食べたいものが食べられなかったと、悲しげに話してくれた。

鬱のせいで人混みが怖い…鬱のせいで忘れっぽくなった…鬱のせいで…

そう語る彼氏に思わず、

 

「私だって、食べたいけど、席が半分くらい埋まってるお店に入りたくないなーってときはあるよ。たしかにそれはうつの症状かもしれない。でも、ただの気分かもしれないね」

 

といってしまった。

 

私はたまに彼氏に言い過ぎてしまうことがあって、今回も喋ってすぐ「やっちまったか・・・?」と思った。

 

でも彼は、すこし考えたあと「たしかに、なんでも鬱のせいって言っていたら、どんどん気分が滅入るね。人と並んで食べたくない、そういう気分だったと思えば幾分かましかも」

と納得してくれたみたい。

 

こんな風に毎日、彼のネガティブを変えていく日々。

 

明日からは来週まで更新できないと思うので、今週はこのへんで。

良い週末を。

 

 

おまけ

切っても切っても髪の長さを指摘する上司にご立腹の彼。

「その上司に、来年急激に禿げる呪いかけたから許してやって…」って冗談で言ったら笑ってくれました(笑)

 

 

写真出典元:ぱくたそ(www.pakutaso.com)photo カズキヒロ

誕生日プレゼントの行方

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先週に比べて今週は平和なのだけど、かといって細かい問題とかは、普通に起きてるわけで…。

 

鬱になってから、彼は少し忘れっぽくなった。

 

前はスケジュール管理がしっかりしていて、何をするにもまずは手帳を見て確認していた。

 

昨日、彼から、来月の誕生日に何がほしいか聞かれた。

私はどうしても佐賀県に行きたかった。

しかも4月中に。

 

だから、往復の航空券を頼んでみた。

ジェットスターの一番安いやつだ。

もちろん、そのくらいならOKということで、彼も私も久々の旅行に浮かれていた。

 

その夜、旅行のことを話しながらご飯を食べているとき、彼が突然

 

「あ!!!ごめん、医者の予約入れたの忘れてた…」

 

と謝ってきた。

 

行こうと思っていた日程に予約が取りにくい病院の予約を入れていたらしい。

案の定、予約を動かすと1ヶ月後になると言われてしまい、仕方ないその日程は諦めることにした。

 

 

もちろん残念ではあるのだけど、彼が鬱になってからはけっこうよくあることでわたしもなれっこなのだ。

 

こういうときに一番大変なのは、落ち込んでしまった彼のフォローなわけで。

正直、私には落ち込んでいる暇はない(笑)

 

昨日は比較的はやく復活してくれたので、よかった。

やっぱり、前よりは落ち込む時間も短くなってきているし、自分で復活できることも増えてきているし、回復はしているんだなと、また嬉しくなった。

 

旅行は違う日程で再調整中だけど、まあ行けなかったらそれは縁がなかったということで。

 

 

写真出典元:写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

書くことがない幸せ

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毎週の土日はたいがい彼氏の家で過ごしている。

なのでブログが更新できないのだ。(自宅PCで書くことにしているため)

しかし、ここ2週間はちょっと変則的で、土曜日のみだったり、日曜だけだったり・・・。(つまり1日はブログをサボっていた)

 

そのせいなのか何なのかわからないが、今日朝起きたらすごく疲れていた…。

さっき彼氏と冗談で「会う時間が少ないと疲れが取れないのかな」なんて言っていたが、あながち間違っていないきがする(笑)

5年も付き合っているといることが当たり前だし、鬱の一番つらい時期を2人で乗り切ってきているから、妙な安心感もある。正直、家族といるより気が抜ける。

今週は気が抜ける時間が足りなかったのかもしれないな~としみじみ思った。

 

彼氏の話はと言うと。

土日穏やかだったので、鬱系の話は余り書くことがない^^

彼氏が医者に行って、いったんやめていた薬をまた出してもらったくらいかな。

病気がちな母がよく言っていた。「体の弱い私は薬を飲んで一人前なんだ。薬をのむのは恥ずかしいことじゃない。それでちゃんと生活できるなら飲むのは悪いことじゃない」って。

薬が増えたのも、今はそれが必要なだけ。

 

まだまだ先は長いけど、土日がただおだやかに過ごせるだけで、幸せなことだ。

 

 

おまけ

今日は疲れているので、早めに寝ます。

 

 

写真出典元:ぱくたそ(www.pakutaso.com)photo しおしお

欠点は補い合うもの

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私は彼と毎晩電話をする。
どんなに疲れていても、必ず。

 

今日の彼の声はとっても明るかった!

聞いてみると、仕事に対する姿勢が素晴らしいと言われらしい。

 

最近、ケアレスミスが多いことを相談されていたので、昨日、私が仕事でやっている対策をいくつか伝授してみた。その対策のどれかが良かったらしい!

 

といっても、実は大したことは教えていない。

 

何か間違えたら、目立つところに注意事項をでっかく書いた付箋を貼るとか、メールや書類、電話対応のテンプレを作っておいて、すぐに呼び出せるようにしておくとか、私が仕事で使っているメール用言い換えメモを渡したり、その程度の簡単なことだ。あとは便利なクローム拡張機能やアプリくらい。

 

そんな簡単なことだけど、こうやって彼が実践してくれて、それで褒めてもらえて、彼が嬉しそうに照れながら電話をしてきた。

 

これだけでごはん10杯くらいいける!

 

私たちは、似ているようで、違う。

欠点を補い合いながら、過ごしているくらいがちょうどいいみたい。

 

昨日みたいに荒れてしまう日もあるけれど、今日はいい日だったから、まあ良しとしよう。

 

 

おまけ

ひな祭りなので、今日はちらし寿司とハマグリのお吸い物、菜の花の肉巻きを作りました^^

ハマグリっていい出汁でるのね。めっちゃ美味しかった!

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写真出典元:ぱくたそ(www.pakutaso.com)photo ELFA

闇深い系彼氏の作られ方

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ディズニーですっかり落ち込んでしまった彼。

今週の仕事はケアレスミス続きで、上司から厳重注意されたらしい。

 

「まわりはこんなにできているのに俺は…」

 

私からすれば、入社3ヶ月程度で、長年いる先輩と自分を比べて落ち込むのか?と不思議でならないが、この思考回路が彼の鬱症状なのだ。

 

そもそもの原因が、前職の先輩女性からの嫌がらせで、小さな失敗をネチネチ何時間も隣で責められたり、仕事のじゃまをされて作業がうまく行かなくなったりといったことが原因だった(と前職の事務のおばちゃんから直接聞いた)。

自己肯定感をガシガシ削られるいじめや嫌がらせに、彼の自我と頬の肉はみるみる削られていった。

クビを言い渡されたときは、心のライフなんて0通り越してマイナスであったし、退職日に向けてマイナスからさらに削り取られて、「自分を好きになる」なんて想像すらできない状態になっていった。

 

ただ、もちろん彼にも原因はあった。正確には、彼の育った家庭にと言ったほうが正しい。詳しくは書けないが、彼は出会ったときから自分を好きではなかった。少しずつ一緒に「自分を好き」という気持ちを育ててきたのだけど、前職の先輩女性のせいで一気に壊されて、1どころかマイナスからやり直しになってしまった。

 

そして今に至る。

 

実は、今までの彼の会社の同僚や上司とはそれなり私も交流があるので、どんなひとが働いているのかはだいたい知っている。

正直、「こいつはすごい!」と思った人は数少ない。私の上司は優れている人が多いので、目が肥えすぎているのかもしれないが、それを抜きにしても少ないと思う。

上場企業ってこれでほんとにこのレベルの社員でいいの?みんなこんな会社に株式投資してるの…?と株主を心配してしまうくらいにはひどい(笑)

 

そんな人達の中で、うちの彼はというと、営業成績は決して悪くなかった。むしろかなり良かった。はっきりとした数字が証明している。
それでも、彼は自分を卑下していた。
もはや、私が考える謙遜とかそういうレベルの話ではないんだと、その時感じた。

 

彼の心の問題は、私の理解できる範囲の更に深い部分にあるようだ。
5年も付き合っているのに、まだまだわからないことが多い。

 

奥が深すぎる…!

 

あと最後に叫ばせて。

20代後半にもなって嫉妬から嫌がらせするなんて、同じ女性として、社会人として、人間として恥ずかしすぎるから!!!先輩女性は悔いあらためて!!!

 

 

おまけ

書きたいことがまとまらないから、今日はこの辺にします。

今日は吐き出したい気分でした。そんな日もあるよね。

 

 

写真出典元:ぱくたそ(www.pakutaso.com)photo エリー

鬱の彼氏がいると嬉しいことが多くなる

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涙を流すとストレスが軽減されるとよく聞くが、ここ1年それを実感している。

正直、人生で一番泣いた1年だったと思うし、自分が仕事で倒れたときより泣いてたかもしれない(笑)

 

ふと、「ここ1年で流した涙は、嬉し涙と悲しい・悔しいという涙どっちが多かったんだろう」と疑問に思った。

 

昨年は、彼氏が鬱になり、祖母が亡くなり、はたから見れば辛いことの多い1年だった。というか、辛かった。
一般的に見れば、悲しかったり、悔しかったりして流した涙が多かったと考えられるが、実は半々くらいな気がする。

 

前は良くも悪くも普通だったし、だからこそ感受性が鈍っていたのかもしれない。
今は、ちょっとしたことが嬉しくてよく泣いてしまう。前の会社のことを思い出すと悔しくて泣けてくる。

 

 

彼氏が元気のいいラインスタンプを送ってきてくれた。
今日は調子が良さそうで嬉しい。

美味しいものを一緒に食べられるのが嬉しい。
(鬱がひどいときは食べられなかったから)

晴れた日に一緒に散歩するのが楽しい。

 

 

小さい幸せに目を向けられるようになったことで、むしろ前より刺激的な生活になった。

まあ、その分疲れるけど…(笑)

 

おんなじ時間生きているなら、たくさん幸せを感じられたほうが楽しいはず。

おとなになって忘れていたこの気持ち、これからも大切にしていきたい。

 

 

おまけ

ちなみに、最近泣いたのは、一昨日くらいから読み返してる「死化粧師」という漫画です。

死との向き合い方が、すごく丁寧に描かれています。今度紹介記事書いてみようかな(*‘ω‘ *)

 

 

写真出典元:ぱくたそ(www.pakutaso.com)photo カズキヒロ