お酒はまだ早い
鬱の薬とお酒は相性があまり良くないらしい。
というよりは、鬱✕酒がダメみたい。
うちの父が鬱になったときも真っ先に止められたのがお酒だった。
理由は、お酒を飲むと眠りが浅くなるから。
鬱の治療において良質な眠りはとても大切と医者からも言われている。
それでもサラリーマンには飲まなきゃいけない時がある。
うちの彼氏の場合、お酒を飲むと、きまって鬱状態がひどくなる。
かなりネガティブになって、時には別れる別れないって話に発展することもある。
さすがにもう1年ちかくこの状態の彼氏と付き合っているから、今となっては「いつものことだな~」と思っているし、私の精神的負担もそれほど大きくはない。
彼のネガティブトークを1つ1つポジティブに変えていくのは、なんだか言葉遊びみたいで、最近ちょっと楽しんでいる自分がいる。
1つずつ明るい絵の具で色を付けていくみたいに、彼氏の顔色が明るくなるのが嬉しい。
まあ、やっていることは、いいことを言っているように見えて、実は屁理屈を並べているだけにすぎないけれど、おかげでネガティブとポジティブは表裏一体なんだとあらためて気付かされた。
ちなみに昨日は彼氏が飲み会だったので、いつものようにああでもないこうでもないって会話してた。
鬱だからと言って、何も楽しくないわけじゃないし、彼氏が鬱になったからこその新しい発見もたくさんある。
明日は何があるのかな。
写真出典元:ぱくたそ(www.pakutaso.com)photo カズキヒロ